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中学校の教科書に「私のタンポポ研究」が掲載されました

教科書への作品掲載のお知らせです。 このたび、2021年4月から使用されている、 中学校の国語の教科書 『 新しい国語1 』 (東京書籍)に 私の作品『 私のタンポポ研究 』 が掲載されています。 詳しいことは出版社の紹介サイト →  こちら をご覧ください。 中学生のみなさんに作品を楽しんでいただけたら幸いです。 そして、タンポポや生き物、自然環境などへの関心を深める きっかけとしてお役に立つようなら、著者としてとても嬉しいです。 この作品は『わたしのタンポポ研究』(さ・え・ら書房)を 元にして 書き下ろしたものです。 『 わたしのタンポポ研究 』も、 よろしければ、お手にとってご覧ください。        

『ふしぎのお話365』の中国版

暖かい陽射しがうれしい季節となりました。 さて、自然史学会連合監修の本、 『理科好きな子に育つ ふしぎのお話365』( 誠文堂新光社 ) についての お知らせです。 この本で、私は執筆チームの一員として、 取材と文章、及びコラム1本を担当しました。 おかげさまで、ご好評により現在 7刷り目 となっています。 今年2016年1月には、 台湾版が 出版されています。 http://www.hoyatanpopo.com/2016/01/25.html そして、このほど中国版が 出版されたそうです。 その見本誌をお送りいただきました。 表紙は下の写真のようになっていて、 日本版や台湾版とはちょっと様子が違います。 台湾や中国の皆さまにも、 この本を楽しんでいただけるとうれしいです。 なお、日本版の詳細などは、こちらをご覧ください。  ↓ http://www.hoyatanpopo.com/2015/02/365.html

新刊『化学物質の常識 84』

身近な化学物質をテーマにした本が出版されます。 『知っておきたい  化学物質の常識 84 』  サイエンス・アイ新書(SBクリエイティブ株式会社)  左巻健男・一色健司 編著 この本では、 危険なものから生活に役立つものまで、 身近な化学物質が、わかりやすく解説されています。 全体は以下のような4つの章で構成されています。  第1章 事故・犯罪と化学物質  第2章 環境問題・対策と化学物質  第3章 人体、空気・食物・水と化学物質  第4章 まだある身近な化学物質 この本で7テーマ分の原稿を執筆しました。 なお、この本は、2016年4月に刊行された 『知っていると安心できる 成分表示の知識』 に続いて制作されたものです。 http://www.hoyatanpopo.com/2016/04/15.html お手にとってご覧いただければ幸いです。   ↑ 画像をクリックすると、アマゾンへ移動します。

ひっつきむしの絵本とポスター

いろいろなひっつきむしと出会える季節になりました。 月刊絵本かがくのとも(福音館書店) 2016年12月号は 『さんぽみちのオナモミ』です。 作者は広野多珂子さん。 丁寧に描かれていて、オナモミの魅力が満載です。 きっとオナモミ探しに出かけたくなると思います。 さらに、折り込み付録のポスターは 『いろいろなひっつきむし』です。 作者は須藤由希子さん。 美しいポスターで、いつまでも眺めていたくなります。 (というか、実際に眺めています) この絵本とポスターの監修を担当いたしました。 どうもありがとうございました。 詳しくは、福音館書店HPをご覧ください。 http://www.fukuinkan.co.jp/book/?id=4211 どうぞよろしくお願いします。

山の方の紅葉

いよいよ葉が色づく季節です。 先日、乗鞍高原に出かける用事がありました。 写真は乗鞍に向かう途中の景色です。 山に近づくにつれ紅葉が見頃を迎えていて、 心地よい眺めが広がっていました。 ところで、近ごろ大学での講義を受け持っています。 2つの大学で、計3クラスを担当していますが、 それらの授業の中で、 せっせと紅葉と黄葉のしくみを紹介しています。 紅葉黄葉と楽しんでいます。

ススキ

ススキが目立つ季節になりました。 穂に近づいてみると、いくつかの株では、 黄色い葯が垂れ下がっていました。 写真の葯は、 花粉を出し終えているように見えます。 (はっきりわかりませんが....) 写真で、ブラシ状のもじゃもじゃしたのは雌しべの柱頭、 一本の長い針のような部分は芒(のぎ)です。 柱頭や芒には透明感があって、見ているとひきこまれます。

毒キノコランキング

月刊誌『子供の科学』10月号が 誠文堂新光社から 発売になっています。 このたび、10月号で、 「危険なやつらが大集合! 毒キノコランキング」 という特集記事 10ページ を執筆しました。 取材にご協力いただいたのは、 千葉県立中央博物館の吹春俊光さんです。 毒キノコの豊富な写真や基礎知識と共に、 ぜひ毒キノコランキングをお楽しみください。 この秋は、10月号を片手に、森や公園へ、 毒キノコ観察に出かけたいと思っています。 なお、巻頭のコカトピコーナーでは、 2つの記事が掲載されています。 「ニホンザルの赤ちゃん」と「カニのハサミ」の記事です。 こちらも、合わせて、ご覧いただければ幸いです。 ↑ 画像をクリックすると、アマゾンへ移動します。

私の提言

日本教育会のオピニオン誌『日本教育』8月号が発行されました。 その8月号で、「巻頭随想 私の提言」のコーナーに、 「草花散歩のススメ」というタイトルで提言を執筆しました。 雑草は、私たちにとって身近な自然であり、 私たちが暮らす世界について考えるきっかけにもなります。 子供も大人も雑草を楽しんでもらえたら、 というようなことをシンプルに書いてみました。 もし機会がありましたら、 お手にとってご覧いただければ幸いです。 8月号の目次などは、 日本教育会のウェブサイトに掲載されています。 http://www.nihonkyouikukai.or.jp

ムラサキシキブ

もう1ヶ月以上も前のことですが、 雑木林で、ムラサキシキブが咲いているのを見かけました。 写真でみると大きな花みたいですが、 1つ1つの花は径が5mmほどと小さめです。

高層湿原に咲くショウジョウバカマ

高層湿原にショウジョウバカマが咲いていました。 今から3週間ほど前の写真です。 湿原には、まだ多くの雪が残り、緑はまばら。 そのような景色の中で、 ショウジョウバカマが点々と花をつけていました。 数カ所で群生も見られます。 花茎の高さは10cmほど。 茎の先に、数個の花が集まって咲きます。 ショウジョウバカマは、湿った場所に生えていますが、 山頂近くの開けた明るい場所や薄暗い森の中で見かけます。 生育している環境の幅が広くて面白いです。

クマガイソウ

静かな森の中に、クマガイソウが咲いていました。 今から1ヶ月ほど前の写真です。 この花はずいぶんと変わった形をしています。 袋のようになっているのは、唇弁という花弁です。 今回は、じっくり観察できませんでしたが、 改めて、観察しに出かけたいです。 山や森では、ふだん目にしない草花に出会うので、 気持ちがやや盛り上がります。 そして、自分が暮らす場所について考えさせられます。

山に咲くギンリョウソウ

登山道の脇の茂みにギンリョウソウが咲いていました。 6月上旬、長野県の山の中でのことです。 ちょうど同じ頃、東京の雑木林のギンリョウソウは、 すでに果実になっていました。 透きとおるような白さのギンリョウソウ。 落ち葉の隙間から顔を出すように、点々と咲いていました。 ギンリョウソウは、樹木の根に共生する菌類から、 栄養を得ているといわれます。 自らは光合成をしない植物。 葉緑素がないため、白く見えるというわけです。 地面から伸びる茎の先に、1つの花を咲かせます。 黒紫っぽく見えているところが、雌しべの柱頭。 その周りの黄色っぽい部分が雄しべです。 興味が尽きない植物です。

鏡池に映る山々

6月も半ばになり、 タンポポシーズンは終盤となりました。 このあとは、山のタンポポを狙っています。 もうすでに山には入り始めていますが、 これから3000m級の山が続きます。 訳あって、とても苦しいシーズンとなっていますが、 気持ちをいっそう引き締めて、出かけてきます。 下の写真は信州・戸隠の鏡池です。 池の向こう側にはクマの気配も... 。 その奥には戸隠の山なみ が見えています。 ちなみに、鏡池からみる戸隠の山々の風景は、 NHK大河ドラマ「真田丸」のオープニングの映像 として使われているそうです。 (伝え聞くところによれば、、です)

イワハゼ

登山道に沿ってイワハゼが咲いていました。 イワハゼは実が赤くなることから、 アカモノという名もあります。 高さは10〜20cmほど。 草ではなくて、常緑の小低木です。 花の径は1cmもないくらいで、小さめ。 しかし、花柄と萼がしっかりと赤いからか、 咲いていれば見落とすことはない気がします。

ムシトリスミレ

垂直に切り立つ岩場の壁面にムシトリスミレが咲いていました。 高山に生える、花茎が5cmほどの植物です。 ムシトリスミレは、名前にスミレがつきますが スミレ科でなく、タヌキモ科。 葉から出る粘液で虫を捕らえる食虫植物です。 虫をとり、スミレにやや似た花をつけるので、 この名がついたようです。 写真をよくみると、葉には小さな虫がくっついているのがわかります。 葉の粘液で身動きがとれなくなったのでしょう。 岩場の壁面には、たくさんのムシトリスミレが生えていましたが、 どの個体も、葉には小さい虫がたくさんくっついていました。 手前の花は開花前、後ろに見える花は開花中です。 花の方には、マルハナバチなどが訪れていましたが、 もちろん葉にはくっつきません。

ギンリョウソウ

東京あたりでは、ギンリョウソウの花期が過ぎたようです。 (バタバタとしているうちに....) いまは、子房がふっくらとなり、 果実の時期となっています。 写真の中央あたりに見えている、 白くて丸っこくて、先が黒っぽいのが果実です。 かなり近づいて撮影しているので、 果実は大きめに見えるかもしれませんが、 その直径は1〜1.5cmほど。 小さくて、目立たない果実なので、 気づかずに通り過ぎていく人も多いようです。

ニガナ

ニガナのタネが欲しいなぁと思い、 東京郊外へ出かけてきました。 ベストシーズンは過ぎていますが、 開花中の個体がちらほら。 ごくふうつに生えている草花ですが、 この花を見ると、なぜか嬉しくなります。 それと、小花の数を調べる癖もあります。 小花は、ふつう5個。 ところが、数えてみると、5個でないものもあります。 そこを調べるのが、密かな楽しみです。 この日は、草刈りを逃れた集団から、 タネを少しだけもらってきました。

コアジサイ

静かな林道沿いに、コアジサイの花が咲いていました。 コアジサイの花序は、やや小ぶり。 とても品の良い感じがします。 そして、アジサイといえば装飾花が目立ちますが、 コアジサイの花序には装飾花がありません。 遠くから眺めてもきれいな花序ですが、 写真のように、花序の1つ1つの花も味わい深いです。 全ての花は両生花。 1つ1つの花は小さく、直径は5mmもないほど。 雄しべは10本。花糸は淡い青、葯はクリーム色です。 雌しべは3本あるようです。 花弁には、淡い青のふちどり。 小さいがく片も見えています。 遠目に見ているぶんには心落ち着く感じがしますが、 1つ1つの花を観察しているうちに、 気持ちがやや高ぶってくるコアジサイの花です。

入試問題

今年4月初めごろのこと。  「入試問題において『わたしのタンポポ研究』(さ・え・ら書房)   を使用させていただきました」 という旨のお知らせが届きました。 もう少し丁寧に説明しますと、 とある女子大学附属中学校の入試で、 『わたしのタンポポ研究』をもとにした問題が出題された、 ということだったのです。 これまでにも、予備校の模擬試験に使用されたことはありましたが、 今回は、本番の入試問題としての出題。 こちらの気持ちも、ぐっと引き締まりました。 さて、その入試問題を拝見すると、 「理科」ではなく、「国語」としての出題で、 嬉しいことに大きく取り上げられていました。 どうも、ありがとうございました。 写真は四国のカルスト台地に生えるセイヨウタンポポです。 セイヨウタンポポは、今回の話題(入試問題の内容)にほんの少し関係します。 (ややこじつけですが...)

お知らせ2つ

昨年、 誠文堂新光社から 出版された、 『理科好きな子に育つ ふしぎのお話365』 について、 お知らせが2つあります。 1つめは、この本が第63回産経児童文化賞において 銀メダルに当たる『JR賞』 を受賞したことです。 受賞 は5月5日に発表されていましたので、 少し時間が経ってしまいましたが...。 受賞のニュースは ↓ をご覧ください。  http://www.sankei.com/life/news/160505/lif1605050028-n1.html 2つめは、重版が決定したことです。 嬉しいことに、今回で6刷目となります。 皆さまに 心より感謝申し上げます。 なお、この本の紹介は ↓ をご覧くださいませ。 http://www.hoyatanpopo.com/2015/02/365.html ↑ 画像をクリックするとアマゾンのページへ移動します。

セイヨウタンポポ

つい先日、西日本のとある山へ。 この日は天気がよかったこともあり、 山頂は多くの登山客でにぎわっていました。 標高はそれほど高くないのですが、 とても見晴らしのよい山なので、 人が多いのもうなずけます。 山頂にいた5時間ほどの間、 私はもっぱら下を向いていました。 植物をみるために。 それでも、時々顔を上げ、 遠くの景色を眺めては、清々しい気持ちになり、 心を静めながら作業を続けることができました。 山頂には、たくさんのセイヨウタンポポも...。 写真のように、見晴らしのよい場所に陣取っているものもいました。

シナノタンポポ

シナノタンポポが咲いていました。 昨年も訪れたところへ、今年も行ってきました。 とても穏やかで、お気に入りスポットです。 昨年、同じ場所でシナノタンポポの撮影をしている時のこと。 息を止めて、シャッターを切った瞬間、 シナノタンポポの向こうに、ぬーっと犬が現れたのです。 散歩中の飼い犬でした。 シナノタンポポの写真の背景には、 その飼い犬がこちらを見ている様子が、ふわっと写りこんでいました。 たまたまできた「シナノタンポポと犬」の写真は、密かに気に入ってます。 その飼い犬が、今年も同じ場所を通りかかりました。 「おおーっ、一年ぶりだねぇ」と心の中でつぶやくと、 その飼い犬は、私の顔を見ながら「わんっ」とひと吠え。 飼い主に「これっ」と軽く叱られていました。 その飼い犬は、一度だけこちらを振り返り、 坂の向こう側へと行ってしまいました。 下のシナノタンポポの写真は、飼い犬と出会った場所から、 ほど近いところで撮影したものです。

花のキホンのキ

隔月刊『理科の探検』6月号に記事が掲載されました。 今号の特集は「花の秘密に科学で迫る!」です。 花の形、花の色、受精のしくみなどは、 第一線の研究者が執筆されています。 他にも興味深い話題がてんこ盛りの特集です。 いろいろな角度から、科学的に、花を楽しめます。 この特集の中で、次のような6pの記事を執筆いたしました。  「植物にとって花とは何か? 花のキホンのキ」 目次などは、こちらからご覧になれます。 http://www.rikatan.com/wiki.cgi 特集の先頭バッターということで、 お手にとってご覧いただければ幸いです。 ↑画像をクリックするとアマゾンのページへ移動します。

一面に咲きほこるカンサイタンポポ

タンポポのシーズンが続いています。 今年は3月下旬から、本格的に撮影をはじめました。 そのスタートから、ちょうど1ヶ月が経ったところです。 おかげさまで、撮影は順調に進んでいます。 (が、だいぶ消耗してきました....) ここまでの1ヶ月間、多くの皆さまに 大変お世話になりました。 本当にありがとうございます。 感謝の気持ちでいっぱいです。 タンポポのシーズンは8月ごろまで。 シーズン前半の山場が4月と5月です。 特に5月は、もろもろ難しいスケジュールとなりますが、 なんとか乗り越えたいと、しみじみと思っています。 シーズン後半は高山へと向かいます。 さて、つい先日訪れた地域では、 カンサイタンポポが見頃を迎えていました。 下の写真は、その時のものです。 手前に広がっている花がカンサイタンポポ。 一面に咲きほこっていました。

新刊『知っていると安心できる 成分表示の知識』

成分表示をテーマにした本が出版されました。 『知っていると安心できる 成分表示の知識』  サイエンス・アイ新書(SBクリエイティブ株式会社)  左巻健男・池田圭一編著 食品や洗剤、化粧品などの成分表示がテーマの本です。 表示の意味、成分の性質や働きなどがわかりやすく解説されています。 ごく身近な物質のことですから、正しく知っていると安心ですよね。 この本で5テーマ分の原稿を執筆しました。 お手にとってご覧いただければ幸いです。 ↑クリックするとアマゾンのページへ移動します。

似て非なり

岩波書店の『科学』4月号にエッセイが掲載されました。 「広辞苑を3倍楽しむ」というコーナーにて、 タンポポの話題を紹介しています。 写真と合わせてお楽しみください。 タイトルは「似て非なり」です。 「広辞苑を3倍楽しむ」はリレー連載で、 毎号、それぞれの専門分野の方が執筆されています。 今号で第87回、長く続いているのですね。 連載も特集も充実していて、とても読み応えがあります。 4月号の特集は「大学と利益」です。 お手にとってご覧いただければ幸いです。  ↑ クリックするとご注文いただけます。

大阪でのたんぽぽ講演

大阪で「タンポポ調査・西日本2015 調査」報告会が 開催されました。 期待に胸をふくらませての 初参加。 報告会の会場には、熱気や元気が満ちていて、 主催者の皆さんも参加者の方々も熱心でした。 立派な報告書があり、丁寧な解説や報告があり、 質疑応答も活発な報告会を目の当たりにして、 タンポポ調査がしっかりと続いているのも納得!  と思った次第です。 ちなみに、私は講演をしてまいりました。 熱心にお聴きくださり、本当にありがとうございました。 報告会や懇親会、翌日からの撮影と充実の日々。 その間、多くの皆さまに、大変お世話になりました。 この場をお借りして、心よりお礼申し上げます。 報告会の詳細は↓ http://gonhana.sakura.ne.jp/tanpopo2015/schedule.html#lastmeeting 関連する記事は↓ http://www.hoyatanpopo.com/2016/02/6.html 写真は今回の収穫のひとつ。イガウスギタンポポです。

桜の基礎知識

桜の記事が掲載されました。 月刊誌『ノジュール』2016年3月号(JTBパブリッシング)では、 「桜と人の旅物語」という特集が組まれています。 その中で、「桜の基礎知識」という4ページの記事を執筆しました。 花見をさらに楽しむための、桜の科学的な話題を紹介しています。 取材協力は森林総合研究所多摩森林科学園の勝木俊雄さんです。 特集記事のどのページにも、美しい桜の写真が満載。 春になったら、タンポポと合わせて、桜をみる旅に出たくなります。 機会がありましたら、お手にとってご覧いただければ幸いです。 最新刊のご紹介や目次などは↓のサイトからどうぞ。 http://www.nodule.jp/currentissue/

新聞連載『きいちゃんの草花探検物語』が始まります!

毎日新聞関西版の「読んであげて」のコーナーで、 草花散歩会をご一緒している 陣崎草子 さんの新しい連載が始まります。 『きいちゃんの草花探検物語』  文と絵:陣崎草子、取材協力:保谷彰彦 毎日新聞社のウェブサイトでもお読みいただけます。 http://mainichi.jp/yonde/ 新聞の 紹介記事 を一部抜粋してみました。 - - - おてんばな女の子きいちゃんと、犬のタオさん、猫のヤカさんはある日、森の奥のタンポポ野原で、地面にはいつくばって何かを観察してた「ふわふわ博士」と出会います。そして、足元の草花たちを巡る小さな旅が始まります。 - - - この作品を読んでいると、きいちゃんの世界にどんどん引き込まれていきます。 お子さんだけでなく、大人も一緒に楽しめると思います。 内容などについては、 陣崎さんの サイト もご覧くださいませ。 私は、取材協力ということで、 草花の話題を提供させていただいております。 この連載は3月いっぱいまで、毎日お楽しみいただけます。 どうぞ、よろしくお願いします。

たんぽぽ講演(大阪)のお知らせ

身近なタンポポは、研究の対象として昔から注目されてきました。 特に、市民参加によるタンポポ調査には、 1970年代から続く、長い歴史があります。 2015年には、西日本の19府県が参加して、 広域的にタンポポ調査が実施されました。 このタンポポ調査・西日本2015の調査報告会が、 今年3月に開催されます。 その報告会において、たいへん恐れながら、 タンポポについて講演をいたします。               〜タンポポ調査・西日本2015 の 調査報告会〜 【日 時】 2016年3月20日(土) 午後1時~午後4時30分 【場 所】 大阪市立総合生涯学習センター 第1研修室 【主 催】 「タンポポ調査・西日本」実行委員会 【内 容】 ・タンポポ調査2015の報告       ・講演 保谷彰彦 【参加費】 500円(資料費・「調査報告書」を含む) 【対 象】 タンポポ調査に興味のある方ならどなたでも参加できます 詳細は、ウェブサイトでご確認を。 http://gonhana.sakura.ne.jp/tanpopo2015/schedule.html#lastmeeting 以下のようなお題です。          私が見た日本のタンポポ       〜高山・里山から都会の空き地まで〜 ご参加、心よりお待ちしております。

『ふしぎのお話365』の台湾版

暖冬かと思いきや、このところ急に寒くなりました。 南の地域にも寒波の影響がでているようですね。 さて、今年最初のご報告となります。 『理科好きな子に育つ ふしぎのお話365』(誠文堂新光社)の 台湾版が2016年1月に出版されました。 私はこの本の執筆を担当しましたが、 台湾語に翻訳されると、 担当したところでも、ごく1部分しか解読できません。 ちょっと歯がゆい感じがします。 日本版はご好評をいただいているようですので、 台湾でも、同じように楽しんでいただけるといいなと思います。 日本版の詳細は、こちらをご覧ください。  ↓ http://www.hoyatanpopo.com/2015/02/365.html

カントウタンポポ

都内のとある公園では、 すでにカントウタンポポが開花していました。 ぼかぽかと日当たりのよいところでは、 ざっと20株が花をついていました。 花が終わり、綿毛をつけているものもあったので、 すでに年末には咲き始めていたのでしょう。 きちんと春に咲いて欲しいものです。

オオイヌノフグリ

正月から暖かい日が続いています。 先週、里山を散策した時も、汗ばむほどの陽気でした。 里山では、日当たりのよいところを中心に、 すでにオオイヌノフグリが一面に咲いていました。 昨年も草花の開花が早かったような気がしますが、 今年はさらに早くなったりするのでしょうか。 かなり気になります。

正月のシロバナタンポポ

東京では暖かい日が続いています。 穏やかな天気のもと、1月3日に、 シロバナタンポポが咲いていました。 このタンポポはふつう春に咲きますが、 秋や冬にも花をつけているのを見かけます。 だから、正月に咲いていても、 特別に珍しい現象というわけではなさそうです。 今回みつけた花は、中央部分の花も開花していました。 この様子から、おそらく元日には咲いていたことでしょう。 縁起がよさそうな白い花。 よい一年になりますように。

2016年 謹賀新年 

あけましておめでとうございます。 本年もどうぞよろしくお願いいたします。 こちら高山に生えるミヤマタンポポです。 北アルプスの山をバックににっこり。 皆さまにとって、 爽やかな、よい一年となりますように。