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中学校の教科書に「私のタンポポ研究」が掲載されました

教科書への作品掲載のお知らせです。 このたび、2021年4月から使用されている、 中学校の国語の教科書 『 新しい国語1 』 (東京書籍)に 私の作品『 私のタンポポ研究 』 が掲載されています。 詳しいことは出版社の紹介サイト →  こちら をご覧ください。 中学生のみなさんに作品を楽しんでいただけたら幸いです。 そして、タンポポや生き物、自然環境などへの関心を深める きっかけとしてお役に立つようなら、著者としてとても嬉しいです。 この作品は『わたしのタンポポ研究』(さ・え・ら書房)を 元にして 書き下ろしたものです。 『 わたしのタンポポ研究 』も、 よろしければ、お手にとってご覧ください。        

無神論と不可知論

あまりに突飛なタイトルに 急にどうしたの? と思われそうです。 以下の地図は、世界の国々における無神論と不可知論のレベルを 表したものだそうです。詳しくは、 こちらのブログ をご覧ください。 眺めているだけでも何だか興味深いのですが、 「進化」と「宗教」とのつながりを考える上でも 貴重なデータかもしれません。 実際に、ブログの作者は、その点に着目して調べ物を している時に 見つけたと紹介しています。 やはり、日本のおかれた環境というのは、 特徴的なのかなと思わせるものがありますよね。

ヤクシソウ

キク科オニタビラコ属のヤクシソウです。 ヤクシソウは、2年草の植物。 1年目は葉を広げて生育します。 この間に光合成で得た栄養分などを蓄えていくのでしょうか。 2年目になると茎をのばし、花を咲かせ、種子を残します。 そして、枯れていきます。 実際に、発芽から花を咲かせて種子をつくるまで ヤクシソウを観察したら楽しそうですね。

ヒガンバナ

チョウが訪れていたヒガンバナです。 少し前に撮った写真ですので、 今の季節、 肝心の ヒガンバナ はもう咲いていません。 季節の移ろいをしみじみと感じつつ。

ゴンズイ

ゴンズイの実です。ゴンズイは権萃と書くようです。 赤い果皮と黒い種子がとても目立っています。

サイエンスアゴラ2011

今年も東京・お台場地域にてサイエンスアゴラが開催されます。 期間は11月18日〜20日です。詳しくは、 こちら 。 期間中には、月刊誌『理科の探検』の有志による企画もあります。 とても充実した内容ですので、ぜひお立ち寄りくださいませ。 詳しくは、 こちら 。 私もどこかの時間帯に行けたらと画策中です。

ミズアオイ

ミズアオイの花です。 この写真は9月下旬に撮影したものですが、 開花は7~10月あたりとされています。 花弁のきれいな色に目を奪われますが、 よくよく観ると「雄しべ」も気になるところ。 長い雄しべと短い雄しべがあるようです。 ミズアオイは根を水底にはり、 葉や茎の一部が地上に出ています。 いわゆる抽水植物です。

ホテイアオイ

南米原産のホテイアオイです。 きれいな色ですね。 もともとは鑑賞用などに利用されていたものが、 野外に拡がり、各地の湖沼で繁殖しています。 場所によっては一面ホテイアオイなどという 大繁殖した状態になることもあります。

イヌサフラン

ヨーロッパからアフリカ北部が原産で 観賞用として親しまれています。 このイヌサフランには、 有毒物質であるコルヒチンが含まれています。 コルヒチンは生物の教科書などによく登場しますが、 細胞分裂を阻害する物質です。 食べてはイカンですよね。

たのしい 理科の小話事典

タイトルにある書籍ですが、 小学校編につづいて、この9月に中学校編が発売になりました。 本書は4章構成になっています。 1生物(生命) 2化学(粒子) 3地学(地球) 4物理(エネルギー) そして、合計178項目の小話が収録されています。 私も、生物(生命)の章に、 植物、キノコ、環境など、 小話を13本書かせていただきました。 書店などで見かけましたら、手にとってご覧ください。 小学校編はこちら↓ 2011年6月発売です

草花散歩イベント(web site まとめ)

9月17に草花散歩イベントを開催しますが、 その宣伝をあちらこちらでさせて頂いています。 折角なので、まとめてみました〜。 どうぞ、よろしくお願いします。 東京国際科学フェスティバル Evolutio web site 子供とおでかけ情報サイト 陣崎さんのブログ ここのブログ そうそう、こちらも↓ Evolutio Twitter

ヨツバヒヨドリ

キク科のヨツバヒヨドリです。 筒状の小さい花が集まって、まるでひとつの花のようです。 よく見ると、4、5個ずつの筒状の花がひと塊になって、 それがいくつも集まった形になっています。 小さい筒状の花からは、にょきにょきと雌しべが伸びています。 ちょっと地味ですが、味わい深い花ですね。

ツルアジサイ

ツルアジサイの白い飾り花がきれいです。 ガクアジサイのように、まわりに装飾花が咲きます。 ツルアジサイのツルは蔓です。 回りくどい言い方ですが、蔓植物になります。

草花散歩イベント(9月17日開催)

イベントのお知らせです。 草花をルーペや顕微鏡で観察して、花の美しさを堪能して頂ければという企画です。花や進化に関わる小話も少々いたしますが、こちらは恐れながら保谷が担当させて頂きます。 さらに、草花観察で感じたことなどを、短歌や絵で表現して楽しんでくださいませ。こちらはイラストレーターで歌人、児童文学作家でもある 陣崎草子さん が担当です。朗読もありますよ。 また、数々のワークショップを企画されている、デザイナーの 須佐岳彦さん 制作によるワークブックやウェブもどうぞお楽しみ下さい。 詳細は以下をご覧ください。 --------------------------------------------------------- 『植物博士とゆく草花散歩』~めくるめく草花の世界であそぼう~ 2011年9月17日(土)10:00~ [開催場所] 深大寺*神代水生植物園 深大寺の水生植物園で草花をじっくり観察しながらお散歩する会をひらきます。 ナビゲーターは植物博士の保谷彰彦、デザイナーの須佐岳彦、イラストレーターで歌人、児童文学作家でもある陣崎草子がつとめます。ふだん見なれた草花も、ルーペや顕微鏡でじっくり観てみると、その色や模様の美しさにおどろかされます。草花たちの暮らしぶりについて、植物博士の話を聞き、知られざる自然世界への探求にでかけませんか? 観察会の終了後は、深大寺名物のお蕎麦を食べながら、皆でわいわいと「今日の発見」について語り合いましょう。自然好きな方、詩歌や絵の好きな方、親子づれ、お一人での参加、などなど大歓迎! 会のはじめに、陣崎草子による「草花の詩歌」の朗読をおこないます。 また、お一人づつに簡単なワークブックをお配りします。「じっくり観よう」「草花の詩歌をつくろう」「絵を描いてみよう」といったさまざまな楽しみ方ができるように工夫していますので、ぜひこの機会に、いろいろな草花の良さをみつけてくださいね。 イベント詳細と申し込み方法 Think Evolution Project. 進化を考えるプロジェクト http://www.evolutiolab.com/wp/events/ws002/ 【開催詳細】 2011年9月17日(土)9:45~(集合) [集合場所] 水生植物園入り口 [開催場所] 深大寺*神代水生植物園 10:00~13:00(詩歌

オオダイコンソウ

バラ科のオオダイコンソウです。 漢字では大大根草なのでわかりやすいですね。 葉が大根に似ていることに由来するようですが、 そうなのかなぁ。。 ちなみに、大根はアブラナ科ですので、 このダイコンソウとは関係ありません。 たぶん、掘っても太い根はでてこないかな。

センジュガンピ

ナデシコの仲間でセンジュガンピです。 妙な名前ですが、 漢字で書くと千手岩菲。 余計にわかりにくくなる感じがします。 やや標高の高いところで、林縁などに生えています。 花弁がギザギザとしているのが特徴で、 深い森の中で白く輝いて見えます。

コキンレイカ

オミナエシの仲間、コキンレイカ です。 ハクサンオミナエシとも呼ばれます。 金の鈴の花。つぼみは鈴っぽいですけど。。

タマガワホトトギス

ホトトギスの仲間は、秋に花を咲かせるものが多いようですが、 この タマガワホトトギスは夏(7−8月くらい)に花をみることができます。 やや薄暗い、林床に生えていました。 見つけるとちょっと嬉しい花です。

サギソウ

知人宅の庭で育っていたサギソウの花。 不思議な形だと、つくづく思います。 思わず手元に置いて観察したくなるような。 サギソウの自生地は湿地ですが、 湿地そのものが開発されて減少しています。 また、乱獲もあとを絶たないようで、 サギソウは絶滅の危機に瀕しています。

自然エネルギー大国への転換を考える

RikaTan (理科の探検) 2011年9月号 が発売になっています。 目次などの詳細は、 こちら 。   今月の特集は、 『自然エネルギー大国への転換を考える(前編)』です。  特集の内容は次のようになっています。  ・自然エネルギー(=再生可能エネルギー)資源のABC  ・風力発電の日本における導入の可能性  ・風力発電の大きな仕組み  ・日本の太陽光発電の可能性  ・自宅に太陽光発電を導入すると  ・中小水力発電の可能性  ・市民共同所有発電所とは?  ・自然エネルギー利用がすすんでいる自治体  ・世界の再生可能エネルギーはどうなっているか  ・こうすれば再生可能エネルギーに転換できる  - -  9月号の中で、次の連載を執筆させていただきました。 『 日本の科学者たち   ノーベル賞受賞者を振り返る6 (2001年化学賞)』 今回は野依良治博士の登場です。 書店で見かけたら手にとってご覧ください。

サワギク

やや湿った、林縁などに生えています。 サワと付くだけあって沢沿いに多いのかもしれません。 ほんのりと黄色くて小さな花と羽っぽい葉が特徴的です。

カタツムリ

シソ科のカキドオシの葉をいじっていたら、 その根元に小さいカタツムリがいるのを発見。 なんだかほのぼのとしたいい感じでしたので、 つい記念撮影などしてみました。

大災害の理科知識

『大災害の理科知識 Q & A250』 が発売中です。 全体は次のような6つの章から構成されています。タイトルに あるように合計250のトピックスがあり、その他にコラムもあり ます。 第1章 地震編 第2章 津波編 第3章 原発編 第4章 放射能・放射線編 第5章 節電・停電編 第6章 災害対策編 - - - 私は、第4章 放射能・放射線編 で  10本ほどのトピックスを執筆 させて頂きました。 書店で見かけたら、お手にとって ご覧ください。

キバナノヤマオダマキ

山道に生えていました。 キンポウゲ科のキバナノヤマオダマキです。 これから満開を迎える状態のものを載せてみました。 この淡い黄色がいいですね。

電気を通すプラスチック

2000年にノーベル化学賞を受賞された白川英樹博士。 電気を通すプラスチックを作り出すという、 常識を覆すような世紀の大発見が受賞の理由でした。 その白川さんの研究内容やお人柄など、 しっかりとまとまった1冊です。 ちょっとタイトルが堅い感じもありますよね。 内容も少し難しいですが、面白い本でした。 ↓こちらは、白川さんご自身の著書です。 読み応えがあります。

斑入りのキキョウ

今の季節、キキョウが 鮮やかな 紫色の 花を咲かせています。 ぶらり散歩していると 花弁に斑が入ったキキョウを 見かけました。 こういう花もあるのですね。 交雑でもしたのでしょうか。 同じキキョウの仲間であるソバナ と見比べると、ちょっと面白いですね。

ソバナ

キキョウの仲間でソバナです。 川沿いを歩いていると、 林縁あたりに生えていました。

クサボタン

日当たりのよい林縁に生えていました。クサボタンです。 開花すると花弁がカールします。 あまり派手さはないのですが、どうにも気になります。

『理科の探検』8月号

『RikaTan(理科の探検)』誌 2011年8月号が発売になっています。 目次などの詳細は、 こちら 。 今月号の特集は、 夏にふさわしいテーマです 。 特集1 家族で発掘調査 化石を探しにでかけよう! 特集2 遊べる理科の自由研究 後編 - - - なお、以下の2つの原稿を掲載していただいております。 よろしければ、お手にとってご覧ください。 『日本の科学者たち ノーベル賞受賞者を振り返る5 2002年 化学賞』 ※ 田中耕一博士により開発された、タンパク質一分子の質量分析法について、  その原理や開発の経緯などを紹介しています。 『リカ先生の10分サイエンス  花と昆虫の不思議な関係』 ※  花と昆虫がお互いに関わり合いながら 進化していく様子を紹介しています。  楽しい会話形式で話が進んでいくので、読みやすいかと思います。  田崎さんとの共著です。

白いイチョウ

散歩中に発見した変わった植物です。 最初、雑木林の中に白いものがにょきにょきとでていて、 はてさて、これはなんじゃろか、と思いました。 しゃがみ込んで観察しながら、 しばらくして、幼い状態のイチョウ??? と気がついた次第で。 なんだか鳥肌が立つような、妙な感覚になりました。 このくらいの大きさまでなら、 光合成をしなくても育つということなんでしょうか。 この先、そう長くは成長できないのではと勝手に想像していますが、 いまはまだ枯れてはいないようです。 刈り取られないように祈りながら、 時間のあるときは観察に行っています。 しかし、この白いイチョウ。不思議な存在だと思うのですよね。 できれば、このことをじっくり考えてみたいです。

シロスミレ

シロバナスミレとも呼ばれるらしいです。 葉はへら型。距は短めです。 距は「きょ」と読みますが、花の後ろの飛び出した部分になります。 花弁には紫色の筋があっていい感じですね。 これは5月初旬に撮った写真です。 早いもので5月もあとわずか。 なんでこんなにバタバタしているのだろう‥

ユキノシタ

林の縁のややうす暗いところで、ユキノシタが花を咲かせていました。 なんだか控えめな感じですが、よくよく見ると花のかたちが面白いですよね。 雄しべも目立ってます。 ついついしゃがみ込んでしまいました。 葉っぱは天ぷらにして食べられるそうです。 こんど、試してみましょう。

エゴノキ

雑木林でみかけたエゴノキが花ざかりでした。 気になる花ですね。 果実にはサポニンという物質が含まれていて、どうやら毒らしく、 エグ味の原因になっているようです。 えぐいのでエゴノキなんだとか。

ナンジャモンジャ

キンモクセイ科のヒトツバタゴです。 またの名をナンジャモンジャといいます。 この不思議な花(の形)をみると、「ナンジャモンジャ」と 呼びたくなる気持ちも分かるような気がしますね。 自生地は岐阜県や愛知県の一部に限られているそうです。

ヒトリシズカ

雑木林にヒトリシズカが咲いていました。 白いブラシのような形の花ですが、どこに雄しべと雌しべ があるのだろう?としゃがみ込んで観察してみると楽しい です。ぜひ。

ヤセウツボ

ヤセウツボが花を咲かせていました。 ヤセウツボは根に寄生していて、そこから栄養分を吸収しているのだそうです。 なんだか不気味な感じもする寄生植物ですが、今ごろの季節に目立っています。

ニシキギ

散歩中に、ご近所の庭木を撮影してきました。 ニシキギです。若い枝に翼があるのが特徴ですが、写真では分からないですね。。 ニシキギが花のシーズンを迎えていました。 花がなんとも味わいぶかくて、いいですね。

計る!測る!量る!

RikaTan (理科の探検)5月号が発売になっています。 今月の特集テーマは測定です。 『計る!測る!図る!体重から地球の大きさまで測って考える』 身近になったGPSを使って地球の大きさを量ったり、ヒトの体積 を量ったり、水温を測ったり。いろいろな測定が紹介されていて 面白いです。そうそう、簡単にできる天秤づくりもあります。 詳しい目次などは、 こちら 。

ヤマルリソウ

散策中にヤマルリソウを見つけました。 早春に花を咲かせる植物ですが、 ちょっと湿った、うす暗い場所に生えているようです。 淡い紫色の花がいいですね。

ヒゴスミレ

白い花を咲かせるヒゴスミレ。 スミレっぽくない葉です。 花はこんな感じ。 きれいですね。 スミレは種類が豊富。そのため、 見分けるのが大変で、 図鑑で調べても、名前はあっているのかな、、とたいてい不安になります。

たのしい理科の小話事典

『 たのしい理科の小話事典 小学校編 』 が東京書籍から刊行され ました。 編者は 左巻さんです。 小学校の理科の授業で役立つことを主眼にしていますが、 もちろ ん一般の読み物としてもとても面白いと思います。 この本の中で、植物や環境にまつ わる話題10テーマほどを 執筆させていただいています。 書店で見かけたら、手にとってご覧ください。

クロスカップリング

RikaTan(理科の探検) 4月号から次のような連載が新たに始まりました。 『日本の科学者たち 〜ノーベル賞受賞者を振り返る〜』 自然科学3賞のうち、物理学賞は田崎さんが執筆されます。 化学賞と生理学・医学賞の方は、私が担当させていただけること。 新しい年代から順にさかのぼっていく予定です。 4月号は、2010年のノーベル化学賞について、根岸氏と鈴木氏を 中心としたクロスカップリング反応の開発にまつわる紹介です。 この記事が、サイエンスポータルで読めるようになっています。 よろしければ、ご覧ください。記事は、 こちら 。

アマドコロ

スギ花粉もおさまり始めて、ようやく気持よく散歩できるようになってきました。 本日の散策中に、アマドコロが生えているのを発見。 アマドコロは ユリ科の植物です。 よく見ると花をつけていました。いまが花の季節なんですね。 開花している花を下から覗いてみると、こんな感じです。 美しい花ですね。 アマドコロと似た植物にナルコユリがあります。 この両者を見分ける一番簡単な方法は、茎を触ることかもしれません。 アマドコロは茎が角角しているのに対して、ナルコユリは丸々しているので、すぐに分かります。