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9月, 2013の投稿を表示しています

中学校の教科書に「私のタンポポ研究」が掲載されました

教科書への作品掲載のお知らせです。 このたび、2021年4月から使用されている、 中学校の国語の教科書 『 新しい国語1 』 (東京書籍)に 私の作品『 私のタンポポ研究 』 が掲載されています。 詳しいことは出版社の紹介サイト →  こちら をご覧ください。 中学生のみなさんに作品を楽しんでいただけたら幸いです。 そして、タンポポや生き物、自然環境などへの関心を深める きっかけとしてお役に立つようなら、著者としてとても嬉しいです。 この作品は『わたしのタンポポ研究』(さ・え・ら書房)を 元にして 書き下ろしたものです。 『 わたしのタンポポ研究 』も、 よろしければ、お手にとってご覧ください。        

たんぽぽ講座のお知らせ

平成25年度 千葉県民環境講座が開催されます。 環境講座は全部で3つの講座がありますが、そのうちの1つとして たんぽぽ講座をさせていただくことになりました。 千葉県が主催のイベントとなります。 タンポポと人の関わりや日本のタンポポ事情、 身近なタンポポの見分け方などをご紹介しながら、 タンポポのくらしを通じて自然環境を考えていただく講座です。 よろしければ、ご参加くださいませ。 = = =   タンポポからみる自然環境  —身近に広がる外来植物の正体— 日 時 11月 4日(祝・月) 13:00 ~ 14:30 場 所 千葉市生涯学習センター・大研修室       http://chiba-gakushu.jp/know/know_04.html 講 師 保 谷 彰 彦 参加費 無料 対 象 千葉県民(中学生以上)   ※ 県外の方でも、本講座にご興味がありましたら、    お気軽にお問い合わせください。 申込方法など、詳細は 千葉県のウェブサイト まで。 = = = ↓ イベントチラシの表紙。たんぽぽの綿毛でいっぱいです! 次の2つの講座は開催される日時や場所が異なります。 詳細はチラシをご覧ください。 衛星画像と地図からみた千葉県 —人と自然の関わりの変化— 11月9日 近藤昭彦氏 千葉県の大気環境 —PM2.5のいま— 12月14日 石井克巳氏

シコタンソウ

高山帯の岩場に咲いていた ユキノシタ科の シコタンソウ。 北海道の色丹島で発見されたので色丹草なのだとか。 とても小さな花で、直径は1cmにも満たないくらいですが、 花弁の中央あたりには黄色、花弁の先には薄紅色の斑点模様があります。 茎も細いのなんの。 この花のこの斑点を観察できるなら、 また登ってこようと 思える花でした。 それではまた来年。

魅せる紅葉

『このはNo.5 魅せる紅葉』 (文一総合出版) が発売になっています。 日本の美しい紅葉が、様々な視点から紹介されていて、 迫力ある写真も、どどーんと掲載されています。 私も「紅葉・黄葉の仕組み」を執筆いたしました。 林部京子さんによる、迫力あるイラストと一緒に お楽しみくださいませ。 秋の散歩には欠かせない、とても充実した一冊。 こちら から内容やサンプルページを確認できます。 紅葉の他にも、 「自然のお仕事交遊録」で安斉俊さんのインタビュー、 須黒達巳さんによる「身近なハエトリグモ図鑑」などなど、 気になる記事がたくさんです。

キヌガサソウ

山中の土が湿ったところに生えているキヌガサソウです。 この写真は、雪渓近くで撮影しました。 さあ登ろう、とか、ああ無事下りてきた、 という時に出会う花というイメージでしょうか。 大きな葉が輪のように広がり、その中心に白い花が咲いています。 葉の数と白い花びらの数は、ほぼ一緒のようですので、 ぜひ、数えてみてください。 この白い花びらはガク。とても美しいガクです。 花弁は、細い棒状になっていて目立たないので、 近づいて、よく見ないと気がつかないかもしれません。 白い花びらは、やがて紫がかった薄いピンク色になります。 その変化にハッとさせられるガクです。

ツルリンドウ

木々におおわれた登山道。 その少し明るいところに地面をはうように ツルリンドウが 咲いていました 。 つる植物ですが、あまりよじ上らないようです。 花は小さくてあまり目立ちませんが、 淡い色合いに、ほっとします。 花では、おしべが先に熟して花粉を作ります。 その後、めしべが伸びてきて、やがて、 めしべの先が写真のように2つに裂けます。 オスからメスへの変化の様子も楽しめる花です。

赤岳の朝焼け

2013年の夏は、あちこちの高山にたびたび登って、 もろもろの調べものや草花撮影などをしてきました。 8月最終週に、足を引きづりつつ、すべての日程を終えたところです。 山でのことなど、本サイトでもご紹介していきます。 また、 草花散歩会も9月8日に無事に開催できました。 今回は、初めて八王子市からの助成をいただき、 さらに、知人から実体顕微鏡を寄付いただくなど、 ややグレードアップした感も漂っていたように思います。 次の開催は、来年3月の予定です。 私にとって、例年とはちょっと違う夏でした。 この夏、いろいろな形でご支援いただいた皆さま に、 心よりお礼申し上げます。 写真は、朝日に映える八ヶ岳の主峰赤岳です。 こんな風景をみると、またこの山へ登りたくなります。

イチゴの品種と栽培

月刊誌『農耕と園藝』(誠文堂新光社) 2013年9月号が 発売になっています。   今月号の特集は「イチゴ 」です。 イチゴの品種や栽培に関する最新情報を読むと、 その奥深さがよくわかります。 連載「花の文化」では前号(8月号)につづいて、 斑入り植物が紹介されています。 斑入りって、どうして、こうも気になるのでしょうか。 私も アグリニュースに記事を書かせいていただいています。

海の声を聞こう

いよいよ秋の気配が漂い始めてきました。 この夏は、山に入っていることが多かったので、 すっかりお知らせが遅くなってしまいましたが、 科学教育誌『Science Window』2013年夏号が 発行されています。 今回、編集や取材・執筆などで誌面づくりに参加させていただきました。 特集は、「海の声を聞こう」です。 ダイオウイカやウナギ、海流の最新情報、 そして、海の再生をテーマにした現場リポートなど 海をいろいろな角度から取り上げています。 連載も充実しています。 生きもの共生をとりあげる、 新連載の「共に生きる」では、 その第一回目として、イソギンチャクとヤドカリが登場しています。 すべての記事をウェブ上から読むことができますので、 ぜひ、ご覧ください。 http://sciencewindow.jp