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3月, 2013の投稿を表示しています

中学校の教科書に「私のタンポポ研究」が掲載されました

教科書への作品掲載のお知らせです。 このたび、2021年4月から使用されている、 中学校の国語の教科書 『 新しい国語1 』 (東京書籍)に 私の作品『 私のタンポポ研究 』 が掲載されています。 詳しいことは出版社の紹介サイト →  こちら をご覧ください。 中学生のみなさんに作品を楽しんでいただけたら幸いです。 そして、タンポポや生き物、自然環境などへの関心を深める きっかけとしてお役に立つようなら、著者としてとても嬉しいです。 この作品は『わたしのタンポポ研究』(さ・え・ら書房)を 元にして 書き下ろしたものです。 『 わたしのタンポポ研究 』も、 よろしければ、お手にとってご覧ください。        

春らしくシュンラン

シュンランが咲いていました。 外側に緑色の花びらがありますが、 こちらは萼。 その内側にある3枚が花弁となります。 ちょっとわかりづらい写真ですが...。 開花期が春なので「春蘭」。 昔は、春になれば雑木林などで普通に見られたのだとか。 近ごろでは、雑木林の減少や乱獲も相まって、 シュンランも減っているようです。

特集は鳥獣害対策

農耕と園藝4月号が発売になっています。 今月号の特集は、「鳥獣害対策」です。 対策に必要な動物の行動も解説されています。 その他、ブルーベリー収穫ロボットや被災地農家の挑戦など いつも通り充実の内容で、読み応えがあります。  

3月のタンポポ

いよいよタンポポの季節となってきました。 「今月のタンポポ」は、カントウタンポポです。 カントウタンポポは主に関東地方の平地に分布しています。 生えているのは、いわゆる里山のようなところですので、 身近なタンポポといえそうです。 カントウタンポポは、他個体からの花粉で受粉しないとタネができません。 一方、セイヨウタンポポや雑種タンポポは、 受粉せずにタネをつくります。 どれも似たようにみえるかもしれませんが、けっこう違うものですね。 写真のカントウタンポポは、 頭花がちょうど半分くらい開いた状態になっています。

カタクリの花

もうすぐ開花しそうなカタクリです。 しばらくすると、花びらが真ん中あたりから 反り返って、見慣れたカタクリの花になります。 カタクリの花は、 こちら でも紹介していますので、 よろしければご覧ください。 いよいよ春ですね。

コケの自然誌

『コケの自然誌』(築地書館) ロビン・ウォール・キマラー著、三木直子訳 まるで耳を澄ますようにして、著者は、 コケが語りかけてくる物語を 読み解いていきます。 次々と明らかになっていくコケの生態。 読んでいて、何度も唸りました。 さらに、全編を通じて、 コケへの清々しい愛情があふれていて、 なにやら心地よくなります。 コケの面白さをしみじみと味わうことができる一冊。 手元に置いておきたいです。 念のため、目次を以下に記載してみました。 はじめに コケ色の眼鏡を通して見える世界 コケの持つ「名前」       コケとの出会い       コケと岩の会話 見えないものに眼を凝らし、耳を澄ます       見えないものを見ようとする意識       光り輝くコケのじゅうたん       植物の中で最も単純、そして優雅なコケ 小さな世界で生きる       環境への見事な適応       大気と土壌の接点       空気の流れを変え、風をつかまえる   コケの生活環       植物界の両生類       陸上で生き残るための構造       遺伝子と環境が織りなす複雑な舞踏 シッポゴケ 女系家族と小さな雄       シッポゴケ一族       花嫁の葉の間に隠れる小さな雄 惹かれ合うコケと水       雨を夢見るコケ       水との親和性が高いデザイン       磁石のようにひかれ合うコケと水       何度でも蘇るコケ スギゴケ 生態遷移におけるコケの役割       「見捨てられた鉱山」のコケ       スギゴケのじゅうたん コケとクマムシの森       コケの作り出す小宇宙と熱帯雨林       熱帯雨林の動植物たち       コケとクマムシ ジャゴケとゼンマイゴケ 岩壁の縄張り争い       岩壁に広がる植物       コケの縄張り争い ヨツバゴケ 生存のための選択、絶滅を招く選択       植物生態学者と酪農家       クローンを作り出すコケ       ヨツバゴケの語る物語       自らを死に追いやるヨツバゴケ ヒメカモジゴケ 偶然の風景       森の回復力       ヒメカ

農業機械

「農耕と園藝」3月号のご案内です。 特集は「農業機械」について。 乗用型トラクタ、歩行用トラクタなど 事故防止対策からメンテナンスまで 詳しく紹介されています。 農業機械の誤操作などが原因で起こる事故も多いことから、 とても大切な話題ではないでしょうか。 その他にも、興味深い話題が満載です。 フクジュソウの詳しい解説や、トマトの歴史、 最適な条件を求めて動き回る「植木鉢型ロボット」などなど。 農園芸の最新情報をお届けするアグリニュースに、 私も記事を2つ掲載いただいています。 米粒の数を増やす遺伝子の話と主要穀物ソルガムの話です。 【追記】炭疽病菌の話も書かせていただいていたので、     掲載記事は3つでした。。