スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿

7月, 2012の投稿を表示しています

中学校の教科書に「私のタンポポ研究」が掲載されました

教科書への作品掲載のお知らせです。 このたび、2021年4月から使用されている、 中学校の国語の教科書 『 新しい国語1 』 (東京書籍)に 私の作品『 私のタンポポ研究 』 が掲載されています。 詳しいことは出版社の紹介サイト →  こちら をご覧ください。 中学生のみなさんに作品を楽しんでいただけたら幸いです。 そして、タンポポや生き物、自然環境などへの関心を深める きっかけとしてお役に立つようなら、著者としてとても嬉しいです。 この作品は『わたしのタンポポ研究』(さ・え・ら書房)を 元にして 書き下ろしたものです。 『 わたしのタンポポ研究 』も、 よろしければ、お手にとってご覧ください。        

グンナイフウロ

フウロソウ科のグンナイフウロです。透きとおるような 花びら がきれいでしょうか。雄しべの先にしっかりとした 葯がついて います。葯から花粉がでて、その後に雌しべ姿 を現すそうです。

シロニガナ

黄色のニガナはよく見かけますが、こちらは白いニガナ。 なんとも きれいな花です。写真のシロニガナは、舌状花 (ぜつじょうか)と いう小さな花が7つ集まっています。 ちょっと細かいのですが、1枚の白い花びらをよく見ると、 先端に とんがりが5つあります。 これは、舌状花がもともと5枚の花びらがくっついてできた名残な のだとか。タンポポも同じで、舌状花の花びらには5つのとんがり があります。

ゴゼンタチバナ

ミズキ科のゴゼンタチバナです。名前が雅な感じもしますね。 やや日陰に生えている、小さめの草です。よく見ると小さな 花が集まっているのがわかるでしょうか。 黒いツンツンが雌しべになります。もうちょっと早い時期なら 観察できたと思うのですが、雄しべと花びらは既になく.....。 白い花びらに見えるところは、総苞片(そうほうへん)と呼ば れていて、実に細かいことですが、花びらはないようで す。

ミクリ

池などの水辺に生えているミクリです。 残念ながら花の時期 は過ぎ ていましたが、立派な実がなって いました。イガイガ した感じが特徴的ですね。 ミクリは近年急速に数が減っているそうです。生育するのに 適した水辺が減っているからでしょうか。

丸ごと自由研究

『理科の探検 別冊8月号』として、丸ごと自由研究特集号 が7月上旬に発売になっています。 詳しい目次などは、 こちら 。 (お得な直送定期購読の案内もあります) 自由研究の42テーマがみっちりと詰まっています。お気に 入りのテーマを探してみるのも楽しいかもしれません。

ネジバナ

ネジバナはラン科の植物です。 道ばたや原っぱなどの日当たり の良いと ころに生えていて、 もっとも身近なランの仲間といえ そうですね。 小さな花がらせん状についていて、よく見れば右に巻くもの と 左に巻いているものがあります。写真のネジバナも、よく見る と巻き 方が 反対になっているのがわかるでしょうか。 株によって花色の 濃淡があったり、形がちょっと ずつ異なって いるのも観察 してい て楽しいところかもし れませんね。

アメリカフウロ

北アメリカ原産のアメリカフウロです。市街地の道ばたや 原っぱなど あちらこちらで見かけます。茎は赤紫色なこと が多くて特徴的でしょうか。 花の径は1cm弱。淡い紅色の花びらをつけています。よく よくみれば 花びらにスジが見えたりしてきれいです。 小さめの花なので、ルーペなどで覗いてみると なお楽しい かも しれませんね。

オカトラノオ

日当りのよい草むらに生えているオカトラノオです。 茎の先に、多数の白い花が総状に集まって咲きますが、 その姿は特徴的です。写真でもわかるように、花は一斉 に咲いているわけではなくて、下の方から咲き始めます。 一つの花は径が1cmほど。5枚の花びらは根元のと ころ でくっついていて、 めしべが1本、おしべが5本です。 おしべには立派な葯があり、その花糸 には毛のような ものが見 え ていますね。