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5月, 2016の投稿を表示しています

中学校の教科書に「私のタンポポ研究」が掲載されました

教科書への作品掲載のお知らせです。 このたび、2021年4月から使用されている、 中学校の国語の教科書 『 新しい国語1 』 (東京書籍)に 私の作品『 私のタンポポ研究 』 が掲載されています。 詳しいことは出版社の紹介サイト →  こちら をご覧ください。 中学生のみなさんに作品を楽しんでいただけたら幸いです。 そして、タンポポや生き物、自然環境などへの関心を深める きっかけとしてお役に立つようなら、著者としてとても嬉しいです。 この作品は『わたしのタンポポ研究』(さ・え・ら書房)を 元にして 書き下ろしたものです。 『 わたしのタンポポ研究 』も、 よろしければ、お手にとってご覧ください。        

コアジサイ

静かな林道沿いに、コアジサイの花が咲いていました。 コアジサイの花序は、やや小ぶり。 とても品の良い感じがします。 そして、アジサイといえば装飾花が目立ちますが、 コアジサイの花序には装飾花がありません。 遠くから眺めてもきれいな花序ですが、 写真のように、花序の1つ1つの花も味わい深いです。 全ての花は両生花。 1つ1つの花は小さく、直径は5mmもないほど。 雄しべは10本。花糸は淡い青、葯はクリーム色です。 雌しべは3本あるようです。 花弁には、淡い青のふちどり。 小さいがく片も見えています。 遠目に見ているぶんには心落ち着く感じがしますが、 1つ1つの花を観察しているうちに、 気持ちがやや高ぶってくるコアジサイの花です。

入試問題

今年4月初めごろのこと。  「入試問題において『わたしのタンポポ研究』(さ・え・ら書房)   を使用させていただきました」 という旨のお知らせが届きました。 もう少し丁寧に説明しますと、 とある女子大学附属中学校の入試で、 『わたしのタンポポ研究』をもとにした問題が出題された、 ということだったのです。 これまでにも、予備校の模擬試験に使用されたことはありましたが、 今回は、本番の入試問題としての出題。 こちらの気持ちも、ぐっと引き締まりました。 さて、その入試問題を拝見すると、 「理科」ではなく、「国語」としての出題で、 嬉しいことに大きく取り上げられていました。 どうも、ありがとうございました。 写真は四国のカルスト台地に生えるセイヨウタンポポです。 セイヨウタンポポは、今回の話題(入試問題の内容)にほんの少し関係します。 (ややこじつけですが...)

お知らせ2つ

昨年、 誠文堂新光社から 出版された、 『理科好きな子に育つ ふしぎのお話365』 について、 お知らせが2つあります。 1つめは、この本が第63回産経児童文化賞において 銀メダルに当たる『JR賞』 を受賞したことです。 受賞 は5月5日に発表されていましたので、 少し時間が経ってしまいましたが...。 受賞のニュースは ↓ をご覧ください。  http://www.sankei.com/life/news/160505/lif1605050028-n1.html 2つめは、重版が決定したことです。 嬉しいことに、今回で6刷目となります。 皆さまに 心より感謝申し上げます。 なお、この本の紹介は ↓ をご覧くださいませ。 http://www.hoyatanpopo.com/2015/02/365.html ↑ 画像をクリックするとアマゾンのページへ移動します。

セイヨウタンポポ

つい先日、西日本のとある山へ。 この日は天気がよかったこともあり、 山頂は多くの登山客でにぎわっていました。 標高はそれほど高くないのですが、 とても見晴らしのよい山なので、 人が多いのもうなずけます。 山頂にいた5時間ほどの間、 私はもっぱら下を向いていました。 植物をみるために。 それでも、時々顔を上げ、 遠くの景色を眺めては、清々しい気持ちになり、 心を静めながら作業を続けることができました。 山頂には、たくさんのセイヨウタンポポも...。 写真のように、見晴らしのよい場所に陣取っているものもいました。

シナノタンポポ

シナノタンポポが咲いていました。 昨年も訪れたところへ、今年も行ってきました。 とても穏やかで、お気に入りスポットです。 昨年、同じ場所でシナノタンポポの撮影をしている時のこと。 息を止めて、シャッターを切った瞬間、 シナノタンポポの向こうに、ぬーっと犬が現れたのです。 散歩中の飼い犬でした。 シナノタンポポの写真の背景には、 その飼い犬がこちらを見ている様子が、ふわっと写りこんでいました。 たまたまできた「シナノタンポポと犬」の写真は、密かに気に入ってます。 その飼い犬が、今年も同じ場所を通りかかりました。 「おおーっ、一年ぶりだねぇ」と心の中でつぶやくと、 その飼い犬は、私の顔を見ながら「わんっ」とひと吠え。 飼い主に「これっ」と軽く叱られていました。 その飼い犬は、一度だけこちらを振り返り、 坂の向こう側へと行ってしまいました。 下のシナノタンポポの写真は、飼い犬と出会った場所から、 ほど近いところで撮影したものです。