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8月, 2015の投稿を表示しています

中学校の教科書に「私のタンポポ研究」が掲載されました

教科書への作品掲載のお知らせです。 このたび、2021年4月から使用されている、 中学校の国語の教科書 『 新しい国語1 』 (東京書籍)に 私の作品『 私のタンポポ研究 』 が掲載されています。 詳しいことは出版社の紹介サイト →  こちら をご覧ください。 中学生のみなさんに作品を楽しんでいただけたら幸いです。 そして、タンポポや生き物、自然環境などへの関心を深める きっかけとしてお役に立つようなら、著者としてとても嬉しいです。 この作品は『わたしのタンポポ研究』(さ・え・ら書房)を 元にして 書き下ろしたものです。 『 わたしのタンポポ研究 』も、 よろしければ、お手にとってご覧ください。        

水面に咲くミズオオバコの花

ふらりと出かけた田んぼに、 ミズオオバコの花が咲いていました。 花はまるで水面に浮かぶよう。 花弁は淡い桃色。 一日花なので、夕方には花が散ってしまいます。 葉は水中に広がっています。 オオバコに似た葉の様子が、名前の由来だとか。 別名はミズアサガオ。 なんとなく、分かるような気もします。

一瞬の青い空

先日登った山では、行動中、 だいたい曇りか、ガスがかかっているという天気でした。 ですが、 ほんの一瞬だけ、雲がさっと切れて、 あたりがぱっと明るくなり、 どんっと青い空が現れました。 急に見晴らしがよくなり、 やや清々しかったです。 その時の様子を撮影したのが、下の写真です。 なお、私が探している草花などを撮影するには、 晴れでもなく、雨でもなく、曇り(たまにガスがかかるくらい) というのが、天気としては最高かもしれません。 ということで、 今回も天気に恵まれて、感謝の気持ちでいっぱいです。

キンコウカの雄しべ

高山帯に生えるキンコウカ。 やや群生しているところも数カ所あり、 花が黄金色に輝くようでした。 花の直径は1cmちょっと。 雄しべには縮れたような毛があり、 ふさふさとしていて、まるでブラシのようです。 雄しべの先についている葯はオレンジ色で、 ちょっとしたアクセントになっています。 遠目に眺めても、近くで観察しても楽しい花です。

イブキジャコウソウ

Y岳に登りました。 高山帯では、イブキジャコウソウがちょうど見頃。 この植物は、地を這うように茎を伸ばすので、 やはり花も地表近くに咲かせます。 足元に咲く、うす紫色の小さな花。 これまで、あまりご縁がなくて、 素通りしてしまうことも度々ありました。 岩場や草地に点々と生えているイブキジャコウソウ。 この日は、場所によっては、たくさんのマルハナバチが にぎやかに、この花を訪れていました。 その訪花の様子につられるように、 イブキジャコウソウにちょっと注目の一日となりました。