スキップしてメイン コンテンツに移動

中学校の教科書に「私のタンポポ研究」が掲載されました

教科書への作品掲載のお知らせです。 このたび、2021年4月から使用されている、 中学校の国語の教科書 『 新しい国語1 』 (東京書籍)に 私の作品『 私のタンポポ研究 』 が掲載されています。 詳しいことは出版社の紹介サイト →  こちら をご覧ください。 中学生のみなさんに作品を楽しんでいただけたら幸いです。 そして、タンポポや生き物、自然環境などへの関心を深める きっかけとしてお役に立つようなら、著者としてとても嬉しいです。 この作品は『わたしのタンポポ研究』(さ・え・ら書房)を 元にして 書き下ろしたものです。 『 わたしのタンポポ研究 』も、 よろしければ、お手にとってご覧ください。        

ヤツデ

ウコギ科のヤツデ。今ごろの季節に花を咲かせています。
珍しい花ではないですが、近づいて見てみると
様子の異なる花が咲いていることに気がつくでしょうか。

開花してすぐの花は、写真のように、おしべ5本、 花弁5枚をつけています。
中央ににょきっとでているのがめしべで、ちょっと短めです。

しばらくして、おしべと花弁が脱落すると、中央のめしべが
ぐいっとのびてきます。この時、めしべが5本あることがわかります。
ちなみに、写真の奥の方にぼんやりと見えているのが、めしべをのばしている
花たちですが、ちょっとわかりにくいでしょうか...。
(よろしければ、実際の花でお確かめくださいませ。)

ヤツデの花は、花粉をだすオスの花から、めしべが働くメスの花へと
時期をずらして変わっていくのですね。