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中学校の教科書に「私のタンポポ研究」が掲載されました

教科書への作品掲載のお知らせです。 このたび、2021年4月から使用されている、 中学校の国語の教科書 『 新しい国語1 』 (東京書籍)に 私の作品『 私のタンポポ研究 』 が掲載されています。 詳しいことは出版社の紹介サイト →  こちら をご覧ください。 中学生のみなさんに作品を楽しんでいただけたら幸いです。 そして、タンポポや生き物、自然環境などへの関心を深める きっかけとしてお役に立つようなら、著者としてとても嬉しいです。 この作品は『わたしのタンポポ研究』(さ・え・ら書房)を 元にして 書き下ろしたものです。 『 わたしのタンポポ研究 』も、 よろしければ、お手にとってご覧ください。        

カタクリ

この季節、雑木林に入ると足もとは落ち葉でびっしりですが、木々
には葉がないので太陽の光が射しこんで明るくて暖かです。

そこに2枚の葉を広げながらカタクリの花が咲いていました。この花
には、しみじみと春を感じますね。

6枚の花びらが特徴的ですが、細かいことを言うと3枚は花びらで
すが、3枚はがくに相当します。めしべは先端が3つに裂けていて、
おしべは6本となっています。

種子が発芽してから花を咲かせるまでに10年近くかかるといわれて
いるカタクリ。ますます、ありがたいものです。